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「岩手志賀」 志賀弘敬さん
 (大阪府大阪市北区)

ネイティブな岩手弁に忘れていた方言を思い出す

 岩手県二戸市出身の志賀さんの居酒屋「岩手志賀」を紹介します。

 志賀さんは元々フレンチレが専門で、和食系は独学だそうです。料理にはフレンチのテイストが感じられ、岩手の食材も使ったメニューやビジエ料理もあります。

 志賀さんのネイティブな岩手弁に、忘れていた方言を思い出すことも楽しいですね。

 店内はカウンターとテーブル席3つなので、10数人で満席となります。事前に予約することをお勧めします。


<店主ご挨拶>

 大阪市営地下鉄線の南森町駅及びJR東西線の大阪天満宮駅から徒歩約5分、大阪天満宮の表参道に面した場所に店舗を構える「岩手志賀」の志賀弘敬と申します。

 コロナ禍真っ只中の2020年12月にオープン致しました。緊急事態宣言や、時短営業もあり、完全たる営業は未だ一年程度ですが、近隣在住の方や近畿圏在住の岩手及び東北出身者の方々などにご来店頂いております。

 故郷岩手への恩恵、賛辞、畏敬の念を込めて「岩手志賀」と命名致しました。「岩手」と冠したからには、郷土料理のみならず、大阪では珍しい水産、農畜産物、岩手の地酒や、木炭に調理器具などを用いより多くの方により岩手を感じて頂けるよう日々営業に努めております。
なお、関西岩手県人会や京都岩手県人会の方々の懇親会、北東北三県大阪事務所に岩手県産株式会社大阪営業所の忘新年会などにもご利用頂き、この場をお借りして感謝申し上げます。

 故郷を離れて暮らす方々にこの大阪の地にて懐かしさや郷愁感を抱いて頂き、日々の処務等の肩の荷を降ろして、せめてもの宵のひととき故郷岩手を想って頂ける店作りを心掛けております。

 お突き出しにて、ひっつみ、けんちん、せんべい汁。春には岩手の山菜に三陸産の海藻類、初夏から秋まではホヤ、秋には野山の恵みたるキノコ等、冬には三陸産の牡蠣を提供しております。
 是非お近くまでお越しの際はお立ち寄りください。ふるさとの訛りを交えて語らいましょう。お待ち申し上げております。

岩手志賀 志賀弘敬



【三陸産ホヤのお造り】
新鮮なホヤのお造りをお好みでホヤ酢かワサビで。ワサビで食べるホヤが意外とうまい。

【三陸産つぶ貝の旨煮】
肉厚で柔らかく、一度食べたらクセになる美味しい旨煮です。

【みちのくおでん】
魚貝のうま味でやさしい味です。南部せんべいも入っていてここに来ると必ずオーダーしてしまいます。

【岩手の日本酒】
日本酒は11銘柄ありますが、4銘柄は岩手の日本酒です。 山椒漬け込みジン、新生姜漬け込みウオッカ等オリジナルのお酒もあります。ロックやソーダ割でいただけます。

MENU

Access

  • 岩手志賀

    大阪市北区天神橋1-14-11

  • TEL:06-6940-4142
  • 17:30~22:30(LO 21:30)
  • 定休日:日曜日

取材メモ

店主:志賀弘敬(しがひろたか)、二戸市出身1977生まれ、関西岩手県人会会員

 志賀さんは岩手でサラリーマンをしていましたが、フレンチの料理人をめざし全国ホテルチェーンの岩手県内のホテルに転職し、新卒の若い同僚と一緒に修行に励んだそうです。
 より高い指導を受けるべく、静岡県浜松市のホテルへ異動。浜松市で料理人として研鑽を積む傍ら、休日には職場の親しい同僚と大阪など関西を訪れ、フレンチレストランめぐりや関西グルメを楽しんでいるうちに、大阪の気風が自分にしっくりくることに気が付いたそうです。
 浜松市のホテルでの修行を終えるに際し、関東での勤めを勧められたものの、全国ホテルチェーンを離れ、自分で選んだ関西のフレンチレストランへ就職し、さらに研鑽を続けたとの事。
 2020年12月に大阪天満宮の近くに居酒屋「岩手志賀」をオープンしました。これまでフレンチのみでやってきたため、和食は自分で工夫し会得したものだそうです。和食なのに盛り付けやソース・ドレッシング等々にフレンチのテイストが感じられる居酒屋です。
 ふるさと「岩手」を冠した「岩手志賀」では、郷土料理、岩手の水産物、畜産物、岩手の地酒など岩手を満喫できます。そして何よりも志賀さんがネイティブな岩手弁を話すので、ここは岩手なのではと錯覚するほどです。
 岩手から単身赴任や出張で関西に来た方がネットで調べて「岩手志賀」を訪れたり、岩手を訪れたことがある方など、何らかの形で岩手と関わりある方も訪れるようです。「岩手志賀」の店内には、関西岩手県人会会員募集の資料を置いていますし、志賀さん自ら県人会への入会を勧めています。

イーハトーブ編集部

※本記事の内容は取材当時のものです。
予めご了承願います。

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